5分で分かる、今週のモバイル事情1月15日〜1月21日

» 2005年01月21日 22時35分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

早くも春モデル〜KDDI

 KDDIが早くも、春モデル4端末を発表した。WINはスライドボディの「W31SA」と、WIN初のフレンドリーデザイン端末「W31K」。いずれもツインステレオスピーカーを装備、3Dサラウンドで音楽を楽しめる(1月20日の記事参照)

 春モデルのWINは、着信時にMacromedia Flashを使ったアニメーションを表示できる「着Flash」機能に対応する(1月20日の記事参照)

 1X端末は、FMラジオ付きの着せ替えケータイ「A1404S」と(1月20日の記事参照)、セキュリティ重視のフレンドリーケータイ「A5509T」の2モデル(1月20日の記事参照)。A1404S用には、端末発売に合わせて別売りのStyle-Upパネル10種がリリースされる(1月20日の記事参照)

 そのほかにも春モデルと見られる端末としては、「P700i」「SH700i」「SO506i」「W03H」「W31H」がJATEを通過している(携帯データBOX参照)

 C-NEWSの調査によれば、「今年買う予定のもの、一番人気は携帯電話」だといい(1月19日の記事参照)、今後、どんな色・形のものが出てくるかに注目だ(1月18日の記事参照)

DDIポケットからウィルコムヘ〜新サービス発表

 2月2日に、ウィルコムヘと生まれ変わるDDIポケットが、新体制の経営方針を発表した。法人市場向けのソリューションビジネスに注力し、音声通話の定額も視野に入れた新サービスを提供する計画。プラチナ(中高年)世代向けの端末にも力をいれたいという(1月18日の記事参照)。また、つなぎ放題で1万2915円の256K高速データ通信サービス「AIR-EDGE[PRO]」の概要も明らかにした(1月18日の記事参照)

 フルブラウザOperaを搭載し、定額料金での利用が可能なフルブラウザ端末「AH-K3001V」には、新色の「シルキーレッド」が追加される(1月18日の記事参照)

盛り上がる携帯フルブラウザ

 ドコモの505i/506iシリーズ、FOMA 900iシリーズに対応したJavaアプリのフルブラウザ、「Scope」が登場した(1月17日の記事参照)。容量30Kバイトと非常に小さなアプリケーションで、HTML4.01にほぼ対応。80%程度のPC向けサイトは表示できるという。サービス開始から24時間で、ダウンロード数は19万4323件にのぼった(1月21日の記事参照)

 “携帯+フルブラウザ”は、auのカシオ計算機端末「W21CA」やボーダフォンの「702NK」(1月17日の記事参照)など、広がりを見せている。

 FOMA、WINで使えるフルブラウザ「jigブラウザ」は、第10回 AMD Awardのベストプログラマー賞を受賞した(1月21日の記事参照)

キャリア動向

 ドコモのFOMAが900万契約を突破(1月21日の記事参照)、1000万契約も「近々突破する見通し」(ドコモ)と順調な伸びを見せている。

 KDDIは、3Gの契約が1700万を突破。3Gの契約率が全契約の90%に達した(1月18日の記事参照)。1月22日まで開催される国連防災世界会議」では、地上デジタルテレビ対応端末を使った災害情報表示のデモを実施(1月17日の記事参照)。1月20日には、EZwebの「オープンサイト」に「アダルトカテゴリー」を追加し、注目を集めた(1月21日の記事参照)

 東芝は、携帯電話から遠隔地のPCにリモートアクセスして各種操作を行えるBREWアプリ「ユビキタスビューア」を開発。法人、個人向けに提供する予定だ(1月18日の記事参照)

 ボーダフォンは、浦和レッズのスポンサーになると発表(1月17日の記事参照)。また他キャリアに先駆けて、通話料がスマトラ沖地震の募金になるチャリティダイヤルの提供を開始した(1月17日の記事参照)

さて、来週は?

 1月27日にKDDIが(10月28日の記事参照)、28日にはドコモが(10月29日の記事参照)第3四半期決算を発表する予定。中間決算で明暗が分かれた両社の業績に注目だ。

 ボーダフォンの「V601T」「nudio」ユーザーは、1月30日と31日に注意(1月14日の記事参照)。「待受けくーまん」を解除するか、ショップでの修理を行わないと(1月21日の記事参照)、キー操作を受け付けなくなる。

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