FOMA900i/901iに「満足」が5割強

» 2005年01月17日 19時49分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は1月17日、NTTドコモの携帯電話「FOMA90xシリーズ」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査対象は、FOMA900iまたは901iを利用している15歳以上のインターネットユーザー300人で、調査実施日は2004年12月16日。

 回答者が利用している機種で多かったのは、「P900i」(2割半ば)や「N900i」(2割半ば)、「SH900i」(ほぼ2割)など。買い替え前まで利用していたのは「その他のムーバの機種」が4割強、「ムーバ505i/505iSシリーズ」がほぼ3割、「FOMA」が1割半ば。

 テレビ電話の利用頻度をたずねたところ、4割半ばは「利用したことはない」と回答。一方、「週に1回以上」利用しているのはほぼ2割だった。

 テレビ電話機能に「満足」している人は2割強で、理由は「相手の表情が見えておもしろい」「思ったよりも画像が良い」など。逆に「不満」と答えたのはほぼ4割で、特に男性が4割半ばと多かった。理由としては、「料金が高い」「音声が聞こえない」など。

 テレビ電話中、キャラ電を「利用している」人は1割半ば。キャラ電を「利用したことはあるが、現在は利用していない」人(3割半ば)に理由を聞くと、「TV電話の意味がない」などが多かった。

 デコメールを「利用したことがある」のは4割半ばで、頻度は「週に1回以上」がほぼ4割。機能に対しては、4割弱が「満足」と回答し、特に女性の支持が高く、理由では「かわいい」「面白い」などが挙げられた。一方、「不満」な人(2割強)の理由は「時間がかかるし、面倒」など。

 iアプリを利用する頻度は「週に1回以上」が6割半ばで、特に男性に多かった。機能に「満足」は5割半ばで、「コンテンツが豊富」「暇つぶしによい」などが理由として挙がった。「不満」な人(1割強)の主な理由は「通信料・登録料が高い」など。利用が多いのは「ゲーム」や「ドコモ料金案内」だった。

 着モーションの利用者は、全体で2割強となり女性が多かった。「利用したことはあるが、現在は利用していない」人(1割強)の理由は「ダウンロードが面倒」が目立った。

 バーコード読み取り機能を利用したことが「ある」は7割弱。URLを打ち込む煩わしさから解放された「満足」度はほぼ5割で、「不満」は2割強だった。

 カメラ機能の利用は「週に1回以上」が男性で5割半ば、女性で7割弱。満足度については、2割半ばの「不満」に対し「満足」が約2倍の5割強を占めた。

 外部メモリスロットを利用したことが「ある」人は、男性で5割半ば、女性で2割半ばとなり、機能に「満足」は全体で5割。

 「パケ・ホーダイ」の利用者は2割半ば。パケ・ホーダイを利用し始めることで、iモードの利用が今までより「増えた」など、iモード利用が「変わった」人は7割強だった。

 総合的に見て利用中のFOMAに対する満足度は「満足」が男性で5割、女性で6割弱。理由は「デザインが良い」「機能が充実」など。一方「不満」とする2割強の人は、「電池の消耗が早い」「通信エリアが狭い」などを理由に挙げた。

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