島流しもへっちゃら!? 健康食品を食べて南の島で長生きした宇喜多秀家「真田丸」を100倍楽しむ小話(2/3 ページ)

» 2016年08月20日 08時30分 公開
[ITmedia]

小日向: 北条氏の小田原攻めや朝鮮出兵でも武功を上げ、五大老の一人に任命されました。関ヶ原の戦いでは西軍の主力部隊として1万7000人の兵を率いて、福島正則などと激戦を繰り広げました。ただ、小早川秀秋の裏切りによって西軍は総崩れ、秀家の部隊も壊滅しました。

編集部F: 同じ巴組なのに……。

八丈島にある秀家の墓 八丈島にある秀家の墓

小日向: 関ヶ原の戦いの後、しばらくして八丈島に流されました。どうやら八丈島の公式史上初めての流人だったそうです。その後、この島から出ることなく84歳で亡くなりました。

編集部F: 84歳! 随分と長生きしましたね。

小日向: 以前、流人の歴史を探る番組で、レポーターとして八丈島に行かせてもらったことがあります。そこで話を聞いたのは、八丈島は自然が豊かなので流人もお魚など意外と良い食べ物を食べていたみたいです。また、宇喜多という家柄があるので現地の人たちの扱いも良く、豪姫からの仕送りもずっと届いていたようで、そんなに苦しい生活ではなかったんじゃないかと思います。豪姫は加賀百万石・前田家のお嬢さまですからね。

 長生きする健康の秘けつもきちんとありました。八丈島はアシタバという植物が名産で、これはとても美容に良いものとして知られています。青汁にも入っています。特にアシタバが女性にとって嬉しいのは、セルライトを落とす効果があると言われているからです。

 セルライトはお腹などの皮下脂肪にあるボコボコした組織で、女性は皆それをつぶすためにエステなどに行くのです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.