球界の「開拓者」か、それとも「第2のホリエモン」か。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長を巡り、見解が分かれている。
同社長は17日、Twitterを通じて「プロ野球球団を持ちたいです」と発信し、大きな波紋を広げている。2016年に千葉ロッテマリーンズの本拠地球場の命名権を約31億円で取得し、「ZOZOマリンスタジアム」と名称を変更。同球場に私費1億円を寄付するなど球界との関わりは深い。この流れから考えれば、ロッテ買収をターゲットにしていると考えるのが妥当だろう。
しかも千葉県鎌ヶ谷市出身の前澤社長は故郷の“千葉愛”がハンパなものではない。ファッション業界の会社であれば、渋谷や表参道あたりに会社を構えようと考えても不思議はない。しかし東京には興味も見せず、千葉の海浜幕張に本社を置いた。
前澤友作社長の発言をめぐって、波紋が広がっている(出典:千葉ロッテマリーンズのFacebookページ)
「100億円」とも言われる自身の豪邸も千葉市内だ。スタートトゥデイ本社から徒歩15分ほどの本拠地球場を使用するマリーンズを所有にしたいと思い描いているのではないだろうか。そう予想している人が世の中の大半であろう。
一方、実業家でホリエモンこと堀江貴文氏も、同日のTwitterでこの前澤発言に反応。「ひっそりと動いている16球団化のキーマンを前澤さんに紹介しときましたよ。四国アイランドリーグベースに一球団、BCリーグベースに北信越に一球団、静岡に一球団、沖縄に台湾と米軍連携で一球団っていいと思う」とナゾかけのようなコメントを発信した。ちなみに、堀江氏にはライブドア社長時代の04年に大阪近鉄バファローズの消滅に伴って買収を名乗り出たり、東北への新球団設立構想を発表したりしたが、いずれも実現できなかった苦い過去がある。
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