全国1719市町村のうち、転入超過は479市町村で全体の27.9%。転出超過は1240市町村で同72.1%だった。
転入超過数のトップは東京都特別区部で6万909人。以下、大阪市(1万2081人)、さいたま市(9345人)、神奈川県川崎市(8342人)と続いた。子育てに関係する0〜14歳ではさいたま市が最も多く1260人で、次いで千葉県流山市(818人)、千葉県柏市(692人)となった。
転入超過数の市町村順位(18年)
転出超過数の1位は栃木県小山市で3280人。以下、茨城県取手市(2514人)、長崎市(2484人)、神戸市(2331人)と続いた。
年齢3区分別転入超過数の市町村順位(18年)
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