世の中には、ユニークな仕事がたくさんある。無人で古本を販売したり 、駅ナカで鼻毛を抜いたり 、退職の手続きを代行したり ――。そして、またひとつ、興味深いサービスが登場した。「添い寝」だ。
「なんだよ添い寝って。やらしいサービスじゃねえか」とお叱りの言葉が飛んできそうだが、違う。友人や知人には言えない悩み、会社の同僚には相談できない不満などがあれば、キャストと呼ばれる男女が応じてくれるというもの。LINEや電話で対応してくれて、実際に会って話をすることもできる。サービスのなかのひとつに、添い寝があるのだ。
聞き慣れない「添い寝サービス」って、大丈夫なの? (写真提供:ゲッティイメージズ)
サービス名は「rainy」(運営:RAINY)。利用するには、rainyのサイトで必要事項を記入し、気になったキャストを選べば、LINEを通じて連絡ができる――といった流れである。月額3000円(税込み、以下同)を支払えば、キャストから朝・夕2回ほど連絡がある。電話で会話をしたい人は30分2000円、顔を合わせて話したい人は30分2500円、それぞれ別料金が必要になる。
……と、ここまで読んでも、「やっぱり怪しい。危険な香りがプンプン漂うよ」といった人もいるかもしれないが、もう少しお付き合いいただきたい。実際には、どのような人たちが、どのような使い方をしているのか。また、なぜこのようなサービスを始めたのか。同社の山根春輝社長に話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンラインの土肥義則。
カプセルホテルの“常識”が変わる? 「ナインアワーズ」の考え方
カプセルホテルといえば、サラリーマンのおじさんが泊まっているといったイメージが強いかもしれないが、数年ほど前からちょっと異変が起きている。オシャレな雰囲気を演出しているところが増えてきたなかで、「眠り」にチカラを入れているところがある。それは……。
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
「現金お断りの店」は、その後どうなったのか? ロイヤルHDの実験
1年ほど前、東京の日本橋に「現金お断り」のレストランが登場した。ロイヤルホストを運営するロイヤルHDが運営しているわけだが、キャッシュレスにしてどんなことが分かってきたのか。メリットとデメリットを聞いたところ……。
最大11時間飲み放題の「バー」が、じわじわ増えている秘密
若者を中心に、人気を集めているバーがある。店名は「The Public Stand」(通称:パブスタ)。最大11時間飲み放題で、価格は男性3240円、女性は1080円。この安さがウケているわけだが、採算はとれているのだろうか。パブスタを立ち上げた、担当者に話を聞いたところ……。
築46年なのに、なぜ「中銀カプセルタワー」に人は集まるのか
新橋駅から徒歩5分ほどのところにある「中銀カプセルタワービル」をご存じだろうか。立方体の箱がたくさん積まれていて、丸い窓が並んでいる。1972年に建てられたこのビルが、数年前からジワジワ人気が出ているのだ。その謎に迫ったところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.