4月10日。トヨタ自動車は新型RAV4を発売した。1994年に発売された初代RAV4は、セリカのコンポーネントなどをベースに構成されたSUVだった。トヨタの人が、筆者の前でうっかり「ありもののパーツで作った」と口を滑らせたことがあるが、まあ当時はあくまでも変わり種として登場した非主流モデルにすぎなかった。
しかし、クルマの出来は多くの業界関係者を驚かせた。当時の新車試乗会取材を終えて帰ってきた編集部員が、口々にRAV4がいかに良かったかを興奮した口調でまくし立てた。「セリカより良い」という声すらあった。クルマに乗った後のこういう素の感想で褒められるクルマは、経験上ホントに良い。筆者の記憶では同じようなことになったのはP10プリメーラくらいだったと思う。
トヨタ ハイブリッド特許公開の真実
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トヨタ社長が強調する「原点回帰」 激変期に打ち出す“トヨタらしさ”とはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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