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» 2019年08月02日 11時20分 公開

客単価が1割増 もう1つのキャッシュレス、店舗のプリペイドカードが伸びる理由 (1/4)

「◯◯Pay」の話題が尽きることがないが、その裏側では各店舗が発行する専用のプリペイドカード(ハウスプリペイド)が活況だ。事前にチャージするという仕組みが、強力な囲い込み効果を発揮する。また、ポイントカードに代わり、スマホと連携することでCRM利用も進みつつある。

[斎藤健二,ITmedia]

 ニュースではスマホ決済「◯◯Pay」の話題が尽きることがないが、その裏側では、各店舗が発行する専用のプリペイドカード(ハウスプリペイド)が活気付いている。決済市場規模は1兆7000億円に達しており、2021年には2兆円近くに達する見込みだ。

 各店舗が、顧客の囲い込みに動いているのが増加の理由だ。ハウスプリペイドの裏側の仕組みとコンサルティングを提供するバリューデザイン(東京都中央区)によると、「導入すると、店舗利用者の2〜3割が利用し、客単価が1割上昇する」(林秀治常務取締役)という。

ドトールが導入しているハウスプリペイドカード「ドトールバリューカード」

 プリペイドカードは、ユーザーが事前に現金をチャージして、使用するとチャージした金額が減っていく仕組みだ。都度現金を支払う必要がないため、サイドメニューなどを追加で頼むユーザーが増え、それが客単価の上昇につながっている。

ハウスプリペイドとクレジットカード、モバイル決済の位置づけの違い(=バリューデザイン)
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