例えば、ハウスプリペイドにチャージをするためのチャージ機だ。数十万円の費用がかかる機械だが、レジでチャージをするのに比べチャージ金額が59%も増加するのだという。さらに、Webを通じてクレジットカードからのチャージも効果がある。カード会社に2〜3%の手数料を取られるが、チャージ金額はレジに対して95%増。手数料を払っても、たくさんチャージしてもらうほうが効果が大きい。
コーヒーチェーンのドトールコーヒーでは、自社のハウスプリペイドで、チャージするだけで10ポイントを提供。さらに、2000円以上チャージすると5%のポイントを付与する。毎月1日にはさらにボーナスポイントの提供も行っている。
ステーキチェーンのいきなり!ステーキのハウスプリペイドでは、チャージ額に応じてポイント付与率を変更している。1万円以上のチャージで3%分のボーナスを付与する仕組みだ。
ちなみに、決済した額をあとから支払うクレジットカードのようなポストペイ型や、決済した額だけを即時に銀行口座から引き落とすデビット型では、このような囲い込み効果は期待できない。事前にチャージするという特性が、囲い込みにマッチした。
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