さらに、「心理的距離」「リラックス」「コントロール」「熟達」といったリカバリー経験ができている人ほど、労働生産性の向上を実現させる可能性が示唆されました。つまり、「働きがい」を向上させるためには、リカバリー経験が極めて重要であることが確認されたのです。
また、「心理的距離」「リラックス」「コントロール」「熟達」を「経験できている・行っている」と自己評価した人の割合は、「リラックス」が最も高く83.6%。次いで「コントロール」が75.0%、「心理的距離」は66.1%、「熟達」は22.2%となっていました。
さて、と。あれこれ数字やら難しい言葉の連発で少々混乱していますが、上記を乱暴にまとめると、「心的な疲れをとる休み方ができてない=心理的距離がない」ってこと。「新しいチャレンジをする休み方=熟達」にも乏しい。
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