調査リポート
» 2019年10月31日 17時46分 公開

「未来が楽しそうでない」回答も:人生100年時代「望んでない」割合は? 20代は8割が“生きづらい”世の中に

ビッグローブの調査によると、7割以上が“人生100年時代”を「望んでいない」と回答。「自分に介護が必要になる」「未来が楽しそうではない」などが理由。また、若い世代ほど現在の世の中を「生きづらい」と感じているという結果になった。

[ITmedia]

 ビッグローブが10月30日に発表した「お金に関する意識調査」の結果で、“人生100年時代”を「望んでいない」とする回答が7割以上に上った。また、若い世代ほど現在の世の中を「生きづらい」と感じており、将来の不安や不透明感が色濃く反映される結果となった。

 回答者は20〜60代の1000人。「人生100年時代をどう思うか」という問いに対して、42.2%が「あまりうれしくない」、31.3%が「うれしくない」と回答。人生100年時代の到来を望んでいない人が73.5%を占めた。

人生100年時代をどう思うか(ビッグローブ調べ)

 「人生100年時代をうれしくないと思う理由」(複数回答)については、「自分に介護が必要になるから」が57.7%で最多だった。「お金が足りなくなるから」(55.8%)、「家族や親族に介護が必要になるから」(40.4%)と、実際の生活での心配事を挙げる回答が多かった。さらに、「未来が楽しそうではないから」(29.9%)、「生きるために長期間働きたくないから」(29.3%)、「孤独になりそうだから」(27.2%)と、漠然とした不安を抱える回答もあった。

 また、年代別で見ると、20代の回答は「未来が楽しそうではないから」(40.9%)、「生きるために長期間働きたくないから」(40.1%)が、他の年代と比べて多かった。

人生100年時代をうれしくないと思う理由(ビッグローブ調べ)

 「現在の世の中は生きやすいか」という質問に対しても、44.9%が「あまり生きやすくない」、27.1%が「生きやすくない」と回答し、生きづらさを感じている人が7割以上だった。

 年齢別に見ると、20代が最もその傾向が強く、79.0%が「生きやすくない」「あまり生きやすくない」と回答。50代でも77.0%に上った。一方、60代ではその比率が減り、62.0%だった。

現在の世の中は生きやすいか(ビッグローブ調べ)

 その他、人生において「お金以上に価値を置いているものはあるか」について質問。「ある」と回答した人が過半数の56.9%だった。性別で見ると女性の方が多く、62.8%に上った。一方、30代男性の64.0%、20代男性の52.0%が「ない」と回答した。

お金以上に価値を置いているものはあるか(ビッグローブ調べ)

 調査は9月4〜9日に実施。インターネット利用者のうち、スマートフォンを所有する20〜60代の男女1000人が回答した。

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