i-plugは1月28日、就職活動に関するプロジェクト「就活の変」において、学生と人事担当者双方に対して実施したアンケート結果を発表した。項目は「スーツ着用」「履歴書の手書き」など7項目。
スーツに関しては、学生に対して「スーツ以外の服で就活したいと思いますか?」と質問。「はい」と答えた人が60.6%、「いいえ」が35.3%だった。「いいえ」と答えた学生の中には「自由にされると、服装によって評価も左右されるのではないか」と心配する声も挙がった。
では、人事担当者の意見はどうなのか。スーツ以外の服装で来た学生の選考への影響で最も多かった回答は「影響しない」(35.8%)だった。次いで「どちらかといえば評価する」(29.2%)、「低く評価する」(16.8%)という回答があった。「影響しない」と答えた人事担当者からは「私服で来てもらうと雰囲気が分かるのでスーツ着用をなくそうかと思っている」という意見も挙がった。
「履歴書の様式に指定がないとき、手書きで記載しますか?」という質問に対して、学生側は手書きしない人が多数派(46.9%)だった。非手書き派の意見は「時間をかけずに書いて、性格や個性は面談で判断すればよい」。また、「提出先に聞く」と答えた人は6.6%。
人事担当者側も、手書きにこだわってはいないようだ。「手書き以外の履歴書は評価を下げますか?」に対して「いいえ」が85.6%と大多数を占めた。ただ、「達筆であったりていねいに書かれていると印象が良くなることがある」「手書きで字が上手だといいイメージとなる」など、手書きでないことがマイナスにはならずとも、手書きがプラスに作用する場面もあるようだ。
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