体験型の研修については、「これまで通り実施する」が28.2%と、講義型の研修より少なく、すでに「取りやめ」に傾いている企業が多いようだ。体験型はWebセミナーやe-learningには移行しづらいためか、講義型の研修の代替案として多く検討されていたこうしたオンラインのシステムを選択する企業はほとんどなく、5%程度という結果になった。
「入社式への対応」は「検討中」が49.6%と最も多く、「これまで通り実施」は28.9%であった。その他、「延期」5.8%、「拠点ごとに分けて実施する」4.1%、「取りやめ」3.3%という回答もあったが、採用人数規模ごとに差があり、採用人数が増えるほどやはり、「これまで通り実施」が減少する傾向にあった。
1カ月先の状況ですら予測できない状況にある中、採用人数が多い企業では集団感染の恐れが高くなることもあり、人材育成担当者の悩ましい状況が伺い知れる。
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