精密機器業界の「ホワイト度が高い企業ランキング」 2位以下を引き離して1位となったのは？：多数の女性管理職

[ITmedia]

　企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、精密機器業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングした「精密機器業界の“ホワイト度が高い企業”ランキング」を発表した。

精密機器業界の“ホワイト度が高い企業”は？（写真提供：ゲッティイメージズ）

　1位は、米大手半導体メーカーIntel Corporationの日本法人「インテル」だった。ついで、2位「島津製作所」、3位「村田製作所」、4位「カシオ計算機」、5位「オムロン」と続いた。

精密機器業界の“ホワイト度が高い企業”ランキング

　米Intelは1971年に世界初のマイクロプロセッサを生み出した大手半導体メーカーで、日本法人のインテルは76年に設立された。市場シェア9割超を誇る、データセンター向けのCPU（中央演算処理装置）売上高が好調なこともあり、2019年の半導体メーカー売上高ランキングでは、サムスンを抑えて首位に返り咲いている。19年には、イスラエルの人工知能（AI）の計算に特化した半導体メーカーを20億ドル（約2000億円）で買収したことでも話題になった。

　キャリコネの口コミには、「日系の会社に比べて圧倒的に女性管理職の数が多い。出産や子育てといった大きなライフステージを超えて、管理職として活躍されている女性社員は多い。また女性の働きやすさを推進するような組織がワールドワイドであり、広く活動している」（企画営業／30代前半男性／年収750万円）と、女性のライフステージに合わせた働き方が実現できる環境などを評価する声が寄せられている。