企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、銀行業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングした「銀行業界の“ホワイト度が高い企業”ランキング」を発表した。
1位に輝いたのは、前身の日本長期信用銀行の経営破綻後、2000年に再出発した「新生銀行」だった。ついで、2位「ゆうちょ銀行」、3位「三菱UFJ信託銀行」、4位「青森銀行」、5位「三菱UFJ銀行」と続いた。
新生銀行は、最長3年間の休業期間を付与するライフサポート休職制度や、育児・介護時の期間限定パートタイマー制度、事由不問・回数制限なしのセルフ時差勤務、週2日以内の在宅勤務制度など、柔軟な働き方を可能にする制度が充実している。18年からは副業や兼業を容認する制度を導入するなど、働き方改革に沿った取り組みも行っている。また、女性管理職比率は、18年9月時点で31.3%と業界最高レベルをキープしている。
また、納得度の高い評価・報酬制度を整備しているほか、通常の給与以外の経済的利益である「フリンジ・ベネフィット」も提供している。19年3月時点の平均年間給与は約768万円と高い。
キャリコネの口コミには、「邦銀ではあるが、ピラミッド的な組織でなく、(部署にもよるようだが)全体的に非常に自由なカルチャーで仕事はやりやすい。部署の業務領域の範囲内に収まるのであれば、何をやるのか、どのようにやるのか、というのは個人の裁量に任される。だだし、物事にはきっちり筋を通す必要がある、というか逆に言えば、それさえ通せればよい」(営業/30代前半男性/年収750万円/15年度)と、個人の裁量の多さなどを評価する声が寄せられている。
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