企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、コンサルティング業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングした「コンサルティング業界の“ホワイト度が高い企業”ランキング」を発表した。
1位に輝いたのは、国内最大のシンクタンクである「野村総合研究所」だった。ついで、2位「デロイトトーマツコンサルティング」、3位「日本アイ・ビー・エム」、4位「アクセンチュア」、5位「アビームコンサルティング」と続いた。
野村総合研究所は、システムインテグレーターとして企業の経営戦略立案からシステム構築・運用もサポートするシンクタンク。全ての付加価値の源泉を「人」と考え、教育制度や評価制度を充実させている。
専門職は年功序列ではなく、業績や成果、能力に応じて評価。また、2016年から17年にかけては東京・横浜・大阪の大規模拠点を移転し、フリーアドレス型レイアウトの採用や朝食・夕食も摂れるカフェテリア、企業内保育所の開設など、働きやすい環境づくりに注力している。
こうした取り組みにより、「第9回ワークライフバランス大賞」優秀賞受賞や「えるぼし(最高位「三つ星」)」「プラチナくるみん」の認定、「なでしこ銘柄」「健康経営優良法人(ホワイト500)」への選定など、外部機関からも高い評価を得ている。19年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約1222万円となっている。
キャリコネの口コミには、「コアタイムなしのため、昼過ぎに帰って、家で仕事することもできる。産休も取りやすく、やる気のある人はバリバリ働いている。女性の部長もいる」(経営コンサルタント/20代後半男性/年収850万円/2018年度)と評価する声が寄せられている。
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