では実際、テレワークが当たり前となっているような海外のIT企業では「従業員のサボり」にどのように対処しているのだろうか。この疑問については、興味深い問答が海外のQ&Aサイトでなされていた。
「GoogleやMicrosoft等の有名企業は、従業員がサボらないようにどう対処しているのか」という質問に対して、Microsoftの現役社員が「結果が全てなので、従業員がどのように会社で過ごしているかはそもそも管理していない」という回答をしていたのだ。同時に、
といった理由も挙げられている。「ぐうの音も出ない正論」とはまさにこのことだが、当然ながら「それはGoogleやMicrosoftみたいな、優秀な人材がいる会社だからできるんだ!」「アメリカと日本とは違う!」というご意見もあろう。では、根本的な制度や慣習が成果主義にフィットしていない日本で、またトップレベルの人材が集まりにくい会社であっても、成果を定義して適切に評価しなければならないテレワークを定着させていくにはどうすればよいのだろうか。
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