パーソル総研が本調査を分析した結果、「上司と部下との信頼関係が高いほど、テレワーカーへの疑念・不満感を抑制する」という傾向も確認された。やはり、「直接目で見て」マネジメントができないテレワーク下では特に、部署内の信頼醸成が必要と言えそうだ。
さらに調査では在宅勤務中の「孤独感」についても質問した。28.8%のテレワーカーが「孤立しているように思う」と回答した。
パーソル総研は、こうしたテレワーク中の不安・孤独感がどういう場合に増すかについても分析。特に「職場におけるテレワーカーの比率が2〜3割」、いわばテレワークと出社者が混在している場合で不安感や孤独感が最大になる、という結果となった。
同社の担当者は「現在、出社率が(緊急事態宣言時などと比べ)リバウンドしてきている会社もあり、こうした『まだらテレワーク』状態がテレワーカーにもたらすストレスに注意が必要」と分析している。
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