インタビュー
» 2020年07月08日 08時00分 公開

足場を「20センチ」高くしただけで、なぜ売り上げがどんどん伸びたのか水曜インタビュー劇場(190センチ公演)(5/5 ページ)

[土肥義則,ITmedia]
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その昔、足場は丸太だった

土肥: 最後の質問です。昭和50年代の話になるのですが、当時、足場といえば「木の丸太」が多かったのではないでしょうか? 子どものころ「大工さんが丸太の上で作業をしているなあ」といった記憶があるのですが、その後、鋼製のモノが増えていき、いまでは丸太を見ることがほとんどない。耐久性などに問題があって、使用禁止になったのでしょうか?

庄崎: いえ、そうではありません。厚生労働省が定めている規則で、いまでも丸太は使えるんですよね。使ってもいいのですが、多くの会社が使っていない。なぜか。やはり、事故が多いんです。私も若いころに丸太の上で作業をしていて、落ちたことがありました。

土肥: えっ! だ、大丈夫だったのでしょうか?

庄崎: 高さ3階のところから落ちたのですが、たまたま下にセメント用の砂が大量に敷き詰めてあったので、なんとか無事でした。丸太の場合、雨が降るとすべりやすい。また何年か使っていると、簡単に折れてしまう。こうしたリスクがあるので、いま丸太を使っているところはほとんどありません。

 ま、このように話をしていますが、手すりがなかったり、足元がすべりやすかったり、不安定な足場は本当に怖いんですよ。例えば、高さ40メートルほどの高さで作業すれば、どうなるか。風が吹けば、カラダをあおられてしまう。ということもあるので、安全に対する基準はどんどん厳しくなっていて、メーカーとしてもそこはきちんと守っていかなければいけません。

土肥: これまで足場を見たことは何度もありますが、じっくり観察したことはありませんでした。この取材で現物を見せてもらいましたが、パッと見て、高さ170センチのモノか190センチのモノか違いがよく分からずでして(汗)。素人が見て、「あ、これは新しい足場だな」と簡単に見分けられるポイントはありますか?

庄崎: うーん、それは難しいかも。中に入ってもらうしかないですね(編集部注:関係者以外、入ることはできません)。

(終わり)

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