独ディスカウントスーパーのALDI(アルディ)は、17年に米国で白米の代替え食品となるカリフラワーライスを販売したが、現在最も売れている冷凍食品とのひとつとなっている。白米と比較すると、カロリーが85%も低いため、カロリーコントロールを気にする消費者には人気のアイテムだという。
ほかにも、カリフラワーを加工した商品には、トルティーヤチップス、マッシュカリフラワー、ニョッキやディップなどさまざまなアイテムがある。また、多くのスーパーで人気となっているのが、小麦粉の代わりにカリフラワーを使用したピザ生地だ。通常のピザより糖質が少ないため、売れ筋商品となっている。
このように、植物性プロテインの開発には、まだまだポテンシャルがありそうだ。近年の技術革新により、「味と食感」がグレードアップしているため、より多くの消費者を引きつけている。
ライフスタイルの変化により、食に対する消費者の意識も高まっている。植物性プロテインの市場はさらにクリエイティブに面白く発展していきそうだ。
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