JCBとNTTコミュニケーションズは10月8日、スマホアプリで利用できるバーチャルプリペイドカードの実証実験を始めると発表した。名称は「JCB Mobile Wallet」。JCBブランドのバーチャルプリペイドカードで、キャッシュレス決済や送金などを行える。
留学生、ビジネスパーソン、在留外国人に向けて、3つの特徴を持つ。1つは「Multi Currency」で、22の通貨にいつでも両替可能な機能。リアルタイムの両替レートのほか、14日以内であれば同じレートで自国通貨に戻せる「期間保証レート」の機能を持つ。
2つ目は、家族や法人で複数のアカウントを利用できる「Multi Account」機能。留学中の子どものアカウントに家族がチャージしたり、海外出張者のアカウントの残高を管理できたりする。3つ目は「Multi Service」で、レストラン予約やタクシー配車などをシームレスに行える。
今後、NFC方式のタッチ決済やQRコード決済などに幅広く対応していく。実証実験の結果を元に、2021年中に、日本およびアジア圏での商用化を目指す。
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