コラム
» 2020年11月06日 07時21分 公開

あの会社のこの商品:コロナ禍に人気を集めた「ぼっちてんと」、開発秘話に迫る (5/5)

[大澤裕司,ITmedia]
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ゲーマーとテレワーカーの本質は同じで、求めるものに違いはない

 新型コロナの感染拡大を受けて、「ぼっちてんと」の売り上げは伸びていった。そこで同社は、テレワークに必要なもの、最適なデスクレイアウト、集中力とやる気を引き出す方法について解説するWebページを急きょ制作。これらの中で「ぼっちてんと」があることを紹介し、検索からアクセスしてくるユーザーの目にとまるようにした。「これらのコンテンツのページビューは、更新しなくても月に2万から3万ほどあります」と川瀬氏は明かす。

ビーズが提案する集中力を高めるデスクレイアウト例。写真は「ぼっちてんと」のほかには、昇降式PCデスク、ゲーミングチェア、昇降式L字デスク、デスクごとチェアマットで構成している

 一つ気になるのが、ゲーマーとテレワーカーでは机やイスに好みの違いがあるのか? ということ。この点について川瀬氏に確認すると、「ほとんどない」とのことだった。「長時間机に向かっている点でゲーマーとテレワーカーは同じで、本質的に変わらない」(川瀬氏)。ゲーマーに好評な商品の見せ方をテレワーカー向けに少し変えただけで、購入に結びついている面があるという。

 「テレワークするために自分で机とイスを選ぶとなったら、黒のゲーミングデスクと黒をベースにしたゲーミングチェアを選ぶ人が多い」(川瀬氏)。机によっては白や木目も用意しているが、机の売り上げの8割が黒だ。

 今後の商品展開に関して、「デスクワークとスポーツの融合」がキーワードになるという。その理由は、テレワークが続くと運動不足になるため。同社では過去に、「エクササイズデスク」というフィットネスバイクとデスクを組み合わせたものをゲーマー向けに販売したことがあるが、切り口を変えてテレワーカー向けに提案するなど、仕事をしながら運動できるものを考えているという。

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