マッチングアプリ「Tinder」を提供するTinder(米・カリフォルニア)は、11月下旬から日本版Tinderで「ビデオ通話」機能の導入を開始する。ITmedia ビジネスオンラインが日本法人に問い合わせたところ「今週のどこかから順次導入する」との回答があった。
マッチ成立後、双方がビデオ通話での会話に同意すると起動する。もし相手がビデオ通話中に不適切な行為をした場合は、会話終了後にビデオ通話画面からTinderに違反報告できる。
同機能は7月から米国などで導入を進めてきたもの。コロナ禍で3密回避・非接触が推奨されるなか、ウィズ・コロナ時代の新たな非接触マッチング機能として、オンライン上での出会いを支援する。
また、2020年1月に米国、英国、フランス、ドイツで先行リリースされた安心安全ガイドライン「セーフティーセンター」も、11月下旬から日本で導入を開始する。
「セーフティーセンター」は、Tinderの安全対策に関する情報を集約したガイドライン。Tinderで禁止されている事項やマッチした相手と実際に会う時の注意点などをまとめた「ガイド」、各機能の使い方をまとめた「ツール」、問題に応じた適切な相談先や通報先の情報をまとめた「リソース」を確認できる。
マッチングサービスでは新たな出会いが期待できる一方、犯罪に巻き込まれる事例も起きている。安全性を担保しながら、非接触のコミュニケーション機会を提供していくことがマッチングサービス事業者には求められている。
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