一方で、テレワークを経験した人からの「続けたい」という声は少なくない。テレワークを実施した正社員に聞いた「コロナ収束後のテレワーク継続希望者」の比率は、「続けたい」「やや続けたい」の合計で78.6%となった。4月調査では53.2%、5〜6月調査は69.4%という結果であり、継続希望する人は増加傾向にある。
自宅勤務のスタイルに慣れてきた人が増加したせいか、テレワークへの不安や課題感も減少傾向にあるようだ。「テレワークの課題」について聞いたところ、全体的に各項目で感じている人は以前の調査より減少する結果となった。ただ、「労働時間が長くなりがち」の項目は今回25.5%の人が課題と挙げており、調査を重ねるたびに増加傾向にある。テレワーク下の労務管理は引き続き取り組むべきテーマと言えそうだ。
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