小田急電鉄は3月8日、MaaSアプリ「EMot」を利用した飲食・物販のサブスクリプションチケット「EMot パスポート」を発売した。
同パスポートは税込7800円(初回)で30日間利用可能な定額制チケット。事前購入したチケットをスマートフォンの画面で提示することで、1回500円程度のサービスを提供する(継続2回目は7500円、継続3回目以降は7200円/1回券500円、10回券3500円も有)。
対象となるのは小田急線のターミナル駅などに入る、そば、おむすび、ベーカリー、カフェ飲食、フラワーショップの合計44店舗。飲食サービスは期間中3時間間隔で何度でも利用可能で、生花のチケットは期間中5回まで提供する。
同社は2019年10月から1年間、新宿・新百合ヶ丘駅で、そば、おむすび、ベーカリーの「飲食サブスク」の実証実験を行ってきた。今回のパスポートは店舗やメニューを拡充し、花のサブスクリプションサービスを加えての提供となった。
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