スマートニュースの子会社、スローニュース(東京都渋谷区)はサブスクリプション型Webサービス「SlowNews」の提供を開始した。利用料は月額1650円(税込)。ノンフィクションに特化し、話題の書籍や国内外の長編記事などのコンテンツを届ける。
「SlowNews」では各種受賞作や日本初の海外メディア翻訳記事などの書籍や、時代を超えた作品、ノンフィクションや調査報道の長編記事を配信する。書籍では100冊以上のノンフィクション作品を掲出し、記事ではThe New York TimesやThe Guardianなど海外メディアの調査報道の翻訳記事を収録。配信作品は随時追加、更新していく。
「ネットと愛国」(安田浩一著、講談社刊/講談社ノンフィクション賞受賞)、「軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い」(松本創著、東洋経済新報社刊/講談社 本田靖春ノンフィクション賞受賞)など話題の書籍や時代を超えたノンフィクション・調査報道の長編記事を配信同社によると、オンラインメディアとして初めてピューリッツァー賞を受賞した米国「ProPublica」の記事を、「SlowNews」が日本で初めて提供するという。
同サービスはスマホやPC、タブレットなどマルチデバイスで提供し、アプリのダウンロードは不要とする。コンテンツは横書き表示を基本とし、書籍や記事は3000〜7000字ごとに区切って配信することで、隙間時間に読めるようにした。また、ユーザーは好みの画面に簡単にカスタマイズできる。
同サービスでは、調査報道に取り組むジャーナリストへ取材費用の支援などをする「調査報道支援プログラム」によって、同プログラム参加者が提供する記事を独占配信するとした。サブスクリプション型としたことにより他社と差別化させたビジネスモデルの展開となり、読者がどれほど集まるのか注目される。
「週刊文春」上半期の実売部数が前年同期比104.4%に 定期購読も急増
田原総一朗が憲法9条で安倍首相を斬る――「“改憲した総理”になりたいだけ」
田中角栄からカネは受け取らなかった――田原総一朗が語る「ジャーナリスト人生の原点」
ゴーンという「怪物」を生んだのは誰か 日産“権力闘争史”から斬る
“ゴーン予備軍”は存在する――「怪物」を生まないために
「鬼滅の刃」遊郭編、2021年テレビアニメ化 動画配信サイトの“争奪戦”も
首都圏大学ブランド・イメージランキング トップ3は?
暴力団取材の第一人者・溝口敦 「刺されてもペンを止めなかった男」が語る闇営業問題の本質
ノンフィクション作家・溝口敦が説く 「それでも起業は人生を変える」理由
仮想通貨が新たなシノギに 溝口敦が斬る「3つの山口組」
池澤夏樹が『2001年宇宙の旅』からひもとく「AI脅威論」の真実
アフリカの少数民族を撮り続ける写真家・ヨシダナギが問う「自我無き日本人」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング