「椎茸だし」と「みかん」と「関連本」だけを扱う無人店舗がオープン その理由は?入店は1組ずつ(1/2 ページ)

» 2021年04月09日 14時00分 公開
[上間貴大ITmedia]

 東京都文京区にちょっと変わった無人販売店がある。その名も「偏愛ソロショッピング」。偏愛というだけあって、かんきつ類と椎茸だし、食に関連する書籍のみを扱っている。

「偏愛ソロショッピング」(出所:プレスリリース)

 運営するのは、椎茸だしの開発・販売などを行う椎茸祭(東京都渋谷区)と、かんきつ産業のコミュニティーづくりなどを手掛けるみかん(東京都文京区)、青山ブックセンター本店の3社。ゲストハウスやバーレストランなどが入る施設「bunkyo blanc(ブンキョーブラン)」の無人販売所「ことことことぶき」に出店した。

 店舗は非接触で安心して買い物ができるように1組ずつの入店とした。入店時に入口にある「入店中です」と記された札を表示することで、他のお客の入店を制限。退店時は「ご入店ください」という面に変更する必要がある。現在は手で変える仕組みだが、担当者は、近いうちに足踏み式など非接触型に変更する予定だと説明する。

こだわりの「椎茸だし」と「かんきつ類」を扱う(出所:プレスリリース)
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