「すやすや」ではなく、「グーグー」でもなく、「ガーガー」の音に悩まされている人も多いのではないだろうか。「いびき」である。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社が行った調査によると、43.5%の人が「自分はいびきをかいている」と自覚していることが明らかに。また、いびきで悩んでいる人のうち、43.9%の人が「10年以上も、いびきの悩みを抱えている」ことが分かった(20歳以上の男女5770人が回答)。
まあまあの数の人が自覚していて、まあまあの人が悩みを抱えているようだが、なぜ人間の口から「ガーガー」音が聞こえてくるのだろうか。ZZZ……と寝ているとき、人間の筋肉はゆるみ、重力の関係で舌が喉の奥に下がっていき、気道が狭くなるそうで。狭い気道を空気が通るときに、周辺の粘膜を振動させるので、「グーグー」とか「ガーガー」の音が生まれるというのだ。
では、いびきを改善するには、どうすればいいのだろうか。肥満を解消する、生活習慣を改善する、横向き/うつぶせで寝るといった方法などがあるが、ちょっと調べたところ「防止グッズ」がたくさんある。気道を確保するためにマウスピースがあったり、鼻の通りをよくするためのテープがあったり、鼻呼吸を促すためのマスクがあったり。このほかにもアプリがあるなど、とてもとてもすべて紹介できないほどのグッズがあるのだ。
そんな中で、筆者が気になったのは「防止」ではなく「防音」である。RUDDER(さいたま市)という会社が製造・販売している「Sleep Labo(スリープ・ラボ)」(価格は4万9280円)の画像を見て、びっくりしたのである。
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