11月のセールも、6月のセールも、ECプラットフォームはクーポンをばらまき、目玉商品を用意し、「ナイキの売り上げが〇秒で×億元突破」「昨年1日の売り上げを11時に更新!」「化粧品ブランド売り上げトップ5を発表」といった話題作りに努める。景気のいい数字が出すぎて、著名ブランドが何十億円売れても、すごいのかすごくないのか麻痺してくる。
セール期間中に流れてくるニュースを見ると、消費者が特に関心を持っているのはやっぱりiPhoneを筆頭としたスマホの動向だ。昨年の「独身の日」セールではあまり値引きされなかったiPhone12だが、今年の618セールではかなり安くなっている。
拼多多では、定価6799元(約11万7000円)の「iPhone12 128GB」が4999元(約8万6000円)で購入できる。最近、ユーザー数でアリババを逆転した拼多多。iPhoneだけでなく、テスラのEVを格安で販売したりして、話題づくりが実にうまい。
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