ワークマンで買うもの調査 「作業着」や「靴」を抑えて1位になったのは？：競合はユニクロ（2/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

ワークマンの顧客構造は？

　ワークマンの顧客構造を分析すると、直近1年間で1万円以上購入している「ロイヤル顧客」の割合は3.2％、1年間で1万円未満を購入する「一般顧客」は20.7％だった。年間で5人に1人以上がワークマンでの買い物を経験していることが分かった。また、直近1年間の購買者における継続購入意向者の割合は87.4％と、9割近くに上った。

ワークマンの顧客構造（スパコロ調べ）

　ワークマン利用時に買い物目的になっている商品を調べると、「アウトドア／スポーツ」（24.6％）が最も多く、「靴／長靴」（23.8％）、「防寒着／防寒グッズ」（23.3％）、「ワークマンプラス関連商品」（22.1％）と続いた。

ワークマン利用時に買い物の目的となっている商品（スパコロ調べ）

　ワークマンを利用している理由の1位は「価格が安いから」（64.7％）で、「ワークマンプラスの商品があるから」（42.8％）、「機能性の高い商品が買えるから」（32.8％）と続いた。

ワークマンを利用する理由（スパコロ調べ）

　ワークマンは近年、若い女性向けの商品展開を行い、新業態「＃ワークマン女子」の出店を進めるなど、注目を集めている。今後、顧客層や利用目的はどう変化するだろうか。

　今回の調査は、全国10〜70歳を対象に、インターネット上で実施した。調査日は6月7日、有効回答数は9921人。