火災保険・地震保険について不安・不満に思うことを聞いたところ、「損失に対して何%の補償が出るのか不透明」(25歳男性)、「地震保険の保険料が高くなっていく」(39歳男性)、「現在は水災が多いのに、実際に紹介される火災保険の内容は水災の手当が少ない」(27歳女性)などが挙がった。
地震大国である日本だが、最近は集中豪雨による被害も増えた。2020年の「令和2年7月豪雨」をはじめ、この4年間で大きな水害が毎年発生している。また、損害保険会社などは、水害リスクに応じた火災保険料率の細分化を検討しており、水害リスクが高い地域では保険料が高くなる可能性がある。金融庁は有識者会議を設け、地域の分け方や評価基準などの指針を議論する予定だ。損害保険各社は、23年度以降に地域別の保険料を導入する予定だ。
今回の調査は、マイボイスコムのアンケートデータベース「MyVoice」のモニターを対象に、インターネット上で行った。期間は5月1〜5日、有効回答数は1万14人。
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