吉本興業がユニバーサルミュージックに流通業務を委託 CD・DVD商品の売り上げ向上狙う

» 2021年06月28日 19時04分 公開
[ITmedia]

 映像・音楽ソフトを制作、発売する吉本興業ホールディングスのグループ会社「よしもとミュージック」は、同社のセル・レンタル商品の営業・流通業務をユニバーサルミュージックに10月1日より委託する。

ユニバーサルミュージックのロゴ(同社提供)

 よしもとミュージックは、吉本興業所属タレントによるお笑いコンテンツの映像ソフトのほか、音楽ジャンルにおいても、吉本芸人、アーティストのCD・DVD商品を制作・発売している。また、吉本興業の直営劇場での販売に加え、全国の販売店やショッピングモールでアーティスト、タレントを稼働した販促イベントを実施し、顧客が商品に直接触れられる機会を提供している。

 吉本興業は、ユニバーサルミュージックと販売連携することで、保有するコンテンツのさらなる売り上げ向上と収益化を進めていくという。

 ユニバーサル ミュージックは吉本興業所属タレントなどのCD・DVD商品について、国内小売店などへの営業・流通業務を行う。同社は「今後も音楽会社として時代や国境を越えて愛される作品を届けるとともに、機動力の高い営業網を通じてパートナー企業の多様なコンテンツの流通に貢献していく」とコメントしている。

吉本興業のリリース

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