PCで今後できるようになりたいことを聞いたところ、1位と2位は「早く、正確な文字入力」「キーボードを見ずに文字入力(タッチタイプ)」と、文字入力に関することが6割の回答を占めた。全体3位は「動画の編集」で、動画を見るだけではなく自分で編集をすることにも興味があるようだ。
学年別の傾向では、1年生は「早く、正確な文字入力」や「基本的なPCの操作」などPCの基礎ができるようになりたいという割合が高かった。「動画の編集」「写真や画像の編集」なども上位にランクインした。
2年生以降になると「表計算ソフトを使いこなす(Excelなど)」「文書作成ソフトを使いこなす(Wordなど)」「プレゼンテーションソフトを使いこなす(PowerPointなど)」といったように、Office系のソフトを使いこなしたい割合が増加した。他に「ショートカットキーを使いこなす」も3年生で高い割合となった。
男女別では「プログラミング・アプリ、ゲームの開発」ができるようになりたいという割合は男子高生で高く、8位にランクインした。また「製図・設計」も男子高生で2割超と高めだった。
20年8月にLINEリサーチで行った「高校生のなりたい職業の調査」では、システムエンジニアやプログラマーが3位以内にランクインした。またコロナ禍で、PCの知識が必要な学習環境も生まれている。今の高校生は、いつ終わるか分からないコロナ禍の環境に順応しながら、将来のためにもPCのスキルを身に着けたいと考えているようだ
今回の調査は、日本全国の高校1〜3年生の男女を対象に、インターネット上で実施した。期間は5月27〜28日、有効回答数は1050人。
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