ワタミは、から揚げの天才を7月に中国・上海にオープンする。同社はコロナ禍を受け、20年4月に中国本土で展開している「和民」全店舗を撤退している。しかし、中国経済が再び成長していることを踏まえ、から揚げの天才で再挑戦することにした。
FC契約を締結するのは、中国の大手外食企業である国際天食集団有限公司。渡邉会長によると、日本の他のチェーンとも取引があるため、スムーズに交渉は進んだという。海外1号店は上海市内の商業施設に展開する予定だ。
ワタミはコロナ禍が収束しても、従来の居酒屋モデルだけでは生き残れないと判断している。から揚げの天才の出店を急ぐだけでなく、今後は新しいタイプの居酒屋を開発していくという。
居酒屋を核として成長してきたワタミの方向転換は顧客に受け入れられるか。
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