サイゼリヤ、都内211店舗で営業時間短縮 モンテローザは約500店を休業4度目の緊急事態宣言

» 2021年07月12日 16時30分 公開
[ITmedia]

 サイゼリヤは7月12日、東京都に4度目の緊急事態宣言が発出されたことを受け、都内の店舗で営業時間の短縮と酒類販売を休止すると発表した。

サイゼリヤ公式Webサイト

 対象となるのは東京都内の211店舗で、期間は7月12日〜8月22日。営業時間は午後8時までとし、酒類の販売は見合わせる。

 また、札幌市内の14店舗は、午後9時閉店とし、午後8時以降の酒類販売を休止する。入店は1組4人以内、滞在時間は2時程度までに制限する。自治体からの要請を受けての対応。

対象となる店舗の一部(出所:プレスリリース)

 そのほかに、埼玉県や千葉県、神奈川県、大阪府などの一部店舗でも営業時間の短縮や滞在時間、酒類販売の制限を行うとしている。

 サイゼリヤが4月14日に発表した2020年9月〜21年2月の連結決算は、営業時間の短縮や座席数の減少などが影響し、売上高が前年同期比18.3%減の628億円、営業損益7億円の赤字(前年同期は37億円の黒字)、純損益5億円の赤字(同22億円の黒字)となった。

 緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の延長に伴い、飲食店などを中心に対応に追われている。「白木屋」や「魚民」を運営するモンテローザは、対象地域にある約500店舗を休業すると発表。休業期間は7月12日から緊急事態宣言・まん延防止等措置の解除までとしている。

(出所:プレスリリース)

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