求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、飲食業界から異業種や異職種に転職した男女259人を対象に実施した「転職理由に関する意識調査」の結果を発表した。
「飲食業界から転職した理由」を尋ねたところ、1位は「勤務時間への不満」(53人)、2位「収入を増やしたい」(43人)、3位「他の仕事がしたい」(42人)という結果だった。
1位の「勤務時間への不満」と回答した人からは「夕方から深夜にかけて営業している店だったので、家族や友人と生活リズムが合わず、昼間に仕事をしたいと思ったから」「不規則な勤務時間が体力的にきつくなってきたので転職しました」といった意見があった。
2位の「収入を増やしたい」と答えた人からは「給料が仕事量に対して割に合わないと思ったから」「正社員になれず、給料が安くて生活が厳しかったため」といった声が寄せられた。
次に「飲食業界の経験が生かせるスキルはなんだと思うか」と尋ねたところ、1位は「コミュニケーション能力」(117人)、2位「接客スキル」(52人)、3位「効率を考えて動く」(30人)という結果になった。
1位の「コミュニケーション能力」と回答した人からは「医療職に就いたので、患者と接する際のコミュニケーション能力が生かせていると思う」「どんな仕事でも人があってのことなので、その人が何を求めているのかを読むスキルはとても役立つと思う」といったコメントが寄せられた。
2位の「接客スキル」と答えた人からは「相手がお客さまでも同僚でも、接客で培った笑顔や気持ちのいい対応は役に立つ」「お客さまへの対応の丁寧さが、どんなところでも生きると感じるから」といった声があった。
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