クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

ホンダ、新型シビック9月に発売 22年には「タイプR」の発売も予定シリーズ11代目(2/2 ページ)

» 2021年08月06日 08時55分 公開
[ITmedia]
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渋滞運転支援機能をシビック初採用

 新型シビックは、同社のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)の考え方である「直感操作・瞬間認知」を追求し、10.2インチのフルグラフィックメーターを採用。メーターの左半分にオーディオなどのインフォテインメントの情報を、右半分にはHonda SENSINGやナビなどの運転支援情報をそれぞれ表示。直感的な操作に対応できるよう、ステアリングスイッチの位置と同様の左右配置とした。

シビック 10.2インチのフルグラフィックメーターを搭載

 その他、車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」と、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備した。

 また、シビックとして初めて、操作をアシストする「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」を採用。渋滞時でも先行車との車間を保ちながら走行車線をキープし、運転負荷を軽減するとしている。さらに周辺状況に応じてハイビームの照射範囲を自動コントロールする「アダプティブドライビングビーム」をホンダとして初めて導入した。

シビック アダプティブドライビングビームをホンダ初採用

 新型シビックの月間販売計画台数は1000台で、メーカー希望小売価格は319万円から。ボディーカラーは「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」「ソニックグレー・パール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」を展開する。

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