ジョイフルのハンバーグが20万食も! ユーチューバーとコラボしたD2C事業の成功法則仕掛け人に聞く(1/6 ページ)

» 2021年08月28日 07時24分 公開
[小林香織ITmedia]

 巣ごもりが追い風となり、2020年のYouTubeの試聴人数は飛躍的に増加している。グーグルの発表によれば、月間ユーザー数は6500万人以上(2020年9月)、登録者が100万人以上のチャンネルは240以上(2020年6月)とのこと。

 この盛り上がりに伴い、ユーチューバーとのタイアップ企画も急増、ヒット商品が続々と生まれている。ファミリーレストラン「ジョイフル」では、登録者数450万人のヒカル氏が考案した「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」が発売1週間で累計20万食を達成。メガネブランド「OWNDAYS(オンデーズ)」では、ヒカル氏がプロデュースするラグジュアリーブランド「ReZARD(リザード)」とコラボしたメガネが、心斎橋店で1日に1547本を売り上げ、ギネス世界記録に認定された。

ジョイフル史上初、発売1週間で累計20万食を売り上げた「ヒカル考案 冗談抜きで旨いハンバーグ」878円(提供:サムライパートナーズ)

 これらのヒット企画を手掛けたサムライパートナーズ社のプロモーション事業本部長の青木康時氏に、「ユーチューバーとコラボレーションしたD2C事業の成功法則」を聞いた。

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