一番人気の商品は「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」(390円)と「3種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」(490円)。丸亀うどん弁当はランチ時間帯の購入が最も多く、オフィス以外でも自宅で食べるために購入する人もいるという。
丸亀製麺の親会社、トリドールホールディングスの22年3月期第1四半期の決算資料によると、うどん弁当の販売好調に伴い、テークアウト比率が上昇している。20年4月1日〜21年3月31日の前期通期平均値(売り上げ構成比13.4%)と比較して、21年4月(同19.6%)、5月(同26.7%)、6月(同25.0%)の売り上げ構成比がそれぞれ約10%伸長し、テークアウトのみで62億円の売り上げを記録した。
東京商工リサーチの調査によると、新型コロナウイルス関連の企業破綻は21年9月2日の時点で2027件に上り、飲食業が最多だという。飲食業は来店客の減少や休業要請などで打撃を受けており、今後はテークアウトが企業存続の鍵を握っているといえるだろう。
同社も21年6月にテイクアウト推進事業部を立ち上げ、より一層テークアウト事業に力を入れていく方針を示している。
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