高速バス事業者に求める感染症対策で、利用者が最も重要視することを聞いた。1位は「車内の清掃・消毒」と「車内でのソーシャルディスタンス(隣が空席など)」で76%、次いで「乗車者全員のマスク着用」が75%と高い割合だった。また、「走行中の車内換気」「乗務員のマスク着用・健康管理」「乗車前の検温(37.5度以上は乗車不可)」も70%を超えていた。
客同士が心掛けるべき感染症対策は何か尋ねると、1位は「車内では大声での会話を控える」で90%、2位は「乗車中はマスクを着用する」で88%、3位は「乗車当日に検温をする(37.5度以上の場合は乗車を控える)」で86%だった。
高速バスの利用再開はどのくらいの時期を想定しているか聞いたところ、最も多かったのは「行きたいタイミングで行く」が33%、次いで「当面は控える」が24%で、不透明な意見が多く聞かれた。その中で、「ワクチン接種後」と具体的な判断ポイントを表明した回答は11%だった。
WILLERは、「高速バスを安心して利用できる環境が求められており、今後も事業者が徹底した対策や対応を行なっていくこと、事業者とお客さま双方が安心できる環境を作っていくことが重要だ」とコメントした。
今回の調査は、「楽天トラベル」で過去2年間に高速バスの予約履歴がある利用者を対象にインターネット上で実施した。期間は21年8月4〜16日、有効回答数は1727人。
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