ことしの税制改正では、昨年に引き続き年末調整の電子化に関する要件緩和が進められました。そこで、年末調整の電子化の手順を確認するとともに、ことしの改正ポイントを解説します。
年末調整の電子化とは、年末調整の一連の手続きを書面ではなくデータで行う方法です。令和2年分の年末調整より、国税庁が無償の年末調整ソフト(以下、「年調ソフト」といいます)を提供しており、電子化の範囲が広がりました。
年末調整の一連の手続きを電子化することには、次のようなメリットがあります。
年末調整の電子化は、給与担当者の負担を減らし、オフィスの省スペースにつながります。
2021年3月31日以前は、年末調整に関する申告書等を電子化するには、税務署に事前に「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請」を行って承認を得る必要がありました。
それが2021年度の税制改正で、2021年4月1日以後に提出する申告書については、この承認申請が不要とされました。会社はいつでも、申告書の電子化を始められることになります。
ただし、申告書の電子化を行うには次の2つの要件を満たす必要があるとされています。
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