続いて21年の回答者のうち、1年以上定額制動画配信サービスを利用している人を対象に同サービスの利用頻度について尋ねた。その結果昨年より利用頻度が「増えた」と回答した人が(「増えた」「やや増えた」を合わせて)46.4%に上ることが分かった。
今回総合1位となったDisney+では、『クルエラ』や『ブラック・ウィドウ』など、劇場公開と同時に配信する作品を月額料金とは別に視聴できるサービス(プレミア アクセス)を開始している。そこで21年の回答者のうち、同サービス利用者を対象に「劇場公開と同時配信作品の視聴経験」について尋ねたところ、「別途料金を支払って視聴したことがある」と回答した人は33.4%だった。
また、21年の回答者を対象に「劇場公開と同時配信作品の利用意向」を聞いたところ、「利用したい」と回答した人が(「とても利用したい」「まあ利用したい」を合わせて)52.3%という結果になった。
最後に21年の調査対象者に、最もよく利用している定額制動画配信サービスで「21年に視聴した中で最も好きな作品」を聞いた。その結果、『鬼滅の刃』シリーズが1位を獲得した。
続く2位は、今年TVアニメ放送開始から25年を迎えた『名探偵コナン』シリーズ。3位には、今年シーズン2が配信された山田孝之主演のNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』シリーズがランクイン。同作は国内外含め、実写作品の中では最もランキングが高かった。
なおDisney+の利用者を対象に「21年に観た最も好きな配信作品」を尋ねたところ、『ロキ(マーベル作品)』『アナと雪の女王』『アベンジャーズ(マーベル作品)』などが上位を獲得。Disney+だけで観られる作品への支持の高さが伺える結果となった。
同調査は、21年7月9〜14日、20年7月7〜13日、19年7月22〜26日に実施。調査対象企業は24社で、現在自身のアカウントで定額制動画配信サービスを2カ月以上継続登録し利用している全国の18〜84歳の男女8413人から回答を得た。
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