ローソンはすでにおせちの予約を受け付けているが、現時点で最も進捗状況が好調なのは「二十五枡のおつまみおせち」(1万3800円)だ。
これは、お酒に合うおつまみ料理36品目を、25の桝に入れたもの。同社の担当者は「お正月のお酒を飲むシーンに合わせて開発した。料理が桝ごとに完結しているので、取りわけが不要で、箸が交わりづらい。つまり、非接触のニーズにも対応している」と説明する。
もう一つ注力するのが、1人で食べるのにちょうどよい量の食材を盛り付けた1人前のおせちが3つのセットになった「和洋おせち三客セット」(1万2800円)だ。こちらも、取りわけ不要であり、非接触を意識している。前年はエリア限定で販売したが、好調だったため今年は全国エリアで展開する。
20年におけるローソンのおせちの販売数は、前年比約10%増と好調だった。外出自粛で少人数用の1段重が好調だったことや、和洋おせち三客セットが完売したことが影響した。21年は、おつまみおせちや三客セットを充実させることで、さらなる売り上げ増を目指す。
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