どんなに優秀な人でも、疲れていたり体調が悪かったりすると、普段はやらないようなミスをしてしまうことがある。ミスした後の行動によっては問題がさらに大きくなってしまうことも……。ビジネスパーソンはどのようなミスが多いのだろうか。全国の働く男女500人に聞いたところ「入力ミス・書き間違い」(160人)と答えた人が最も多いことが、求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。
仕事にミスが多いかどうか尋ねたところ、「ミスはあまりしない」「ミスはほとんどしない」という人が多数派で、72.6%という結果となった。「多い」「やや多い」という人からは「焦ってミスすることが多い」「忙しい時間帯にミスしやすい」などの声があがった。
一方、「ミスはほとんどしない」という人からは「入社7年目なので今はほぼミスしないが、入社当初は印刷ミスなどがあった」などの回答があった。
「仕事でやりがちなミス」は、1位「入力ミス・書き間違い」(160人)、2位「やるべきことを忘れる」(69人)、3位「確認不足・見落とし」(55人)という結果になった。
1位の「入力ミス・書き間違い」と答えた人からは「電卓をたたいて、その数字の入力を間違える」(30代男性)や「変換ミス・脱字などの入力ミス」(40代女性)などの意見が寄せられた。さらに、「慌てていると日付やロット番号を書き間違える」「疲れがたまってくると、1文字違いなどのミスが増える」など、疲れや忙しさがミスにつながるという人も多く見られた。
2位の「やるべきことを忘れる」と答えた人からは「口頭で頼まれていたことを忘れてしまう」(20代女性)、「後でやろうと思っていたことをつい忘れる」(40代女性)といった「重要度が低いことを忘れる」「後回しにして忘れる」などの意見が寄せられた。
3位の「確認不足・見落とし」と答えた人からは「本社からの指示書の確認ミスで、期日や内容を間違える」(30代女性)や「データ集計時に例外パターンを見落とす」(50代男性)という「確認不足によるミス」「繰り返し作業の見落とし」が多くあげられた。
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