2021年10月31日、京王電鉄京王線で発生した傷害放火事件は記憶に新しい。各メディアで報道されたから事件内容の詳細は控える。
犯人の動機などは社会学、心理学の範疇(はんちゅう)で鉄道側としてはなんともしがたい。無数の乗客がいる中で、悪意を持つ、危険な行動を取る人物を見分けられるはずもない。
ただし、鉄道については「防犯」と「防災」の議論が起きた。
鉄道の「防犯」と「防災」の議論を、関連する各種施設や機器とその運用、これまでの法令等を見ながら考えたい(写真は、筆者がもっとも好きなデザインのホームドア。モノリスのようにシンプルで、業務用キッチンのような清潔感がある。相模鉄道横浜駅)
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