工場勤務からどの職種に転職したのかを聞いた。1位は「事務」(71人)、2位は「販売」(51人)、3位は「営業」(42人)だった。
事務職への転職に成功した人からは、「資格をとった」という声が寄せられた。また、「職歴不問の会社だった」「人手不足の業界だった」から転職できたというコメントもあった。
工場勤務から他職種への転職活動は順調だったか尋ねた。「順調」が31.8%、「まあ順調」が39.2%と、合わせて71.0%が順調に転職したことが分かった。
転職が順調にいった人からは、「工場で3年間働いた経験から面接での印象もよく、根気強く働いてくれる人材として認められた」(同21歳女性、飲食業に転職)、「工場勤務中に必要な資格とプログラミングを独学で学んだので、8社から内定をもらった」(同29歳男性、システムエンジニアに転職)などの回答が寄せられた。
一方で、転職活動が大変だった人からは、「経験者を採用しているところが多かったため、書類選考で落ちることや応募条件を満たせないことが多かった」(同30歳男性、事務職に転職)、「工場勤務で身に付けたスキルが、他の仕事では評価されなかった」(同59歳男性、倉庫管理業に転職)などの理由が聞かれた。
今回の調査は、工場勤務から他職種に転職した経験のある人を対象に、インターネットで行った。期間は10月2〜20日、有効回答数は431人(男性274人/女性157人)。
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