求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、「工場勤務から他職種に転職した理由に関する意識調査」を実施した。転職の理由を聞いたところ、1位は「仕事内容への不満」(98人)だった。
2位は「体力的にツライ」(89人)、3位は「収入アップを目指して」と「労働時間への不満」(59人)、5位は「他の仕事に興味があった」(52人)だった。
1位の「仕事内容への不満」と答えた人からは、「作業が単純で慣れなかった」(転職時23歳男性)、「立ち仕事の単純作業が苦痛になってきたから」(同30歳女性)などの理由が聞かれた。また、「失敗が許されず、慎重にやらなくてはいけないから」「ライン作業で常に時間に追われていたから」という意見も寄せられた。
2位の「体力的にツライ」と答えた人からは、「立ち仕事で目を使う作業だったので、体力的にキツくなった」(同26歳女性)、「工場のライン作業に体がついていかなくなった」(同39歳男性)などのコメントが寄せられた。30〜40代だけではなく、20代からも同じような回答があった。
3位の「収入アップを目指して」と答えた人からは、「工場勤務が嫌いではなかったが、将来を考えたときに、一定以上の年収を見込めないため」(同24歳男性)、「日勤勤務で給料が安かった」(同28歳男性)といった声が寄せられた。「収入を増やしたくて転職」「仕事内容と収入があっていないと思った」と答えた人が多かった。
同率で3位の「労働時間への不満」に関しては、「夜勤があるから」(同24歳女性)、「勤務時間が不規則でしんどかったから」(同27歳男性)といった声があった。「人員減により残業が増え、子育てと両立できなくなった」という人もいた。
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