日本橋川沿いに約284メートルのビル 三井不動産など「再開発事業」着工(3/3 ページ)

» 2021年12月08日 17時00分 公開
[秋月かほITmedia]
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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要・C街区

photo 商業施設1階イメージパース、中央通り側からの低層部外観イメージパース

オフィス

 オフィスはエリア最大級のフロアプレートとなる低層部(10〜20階)と高層部(22〜38階)にて構成される。屋外スカイガーデン(10階・22階)では、東京の景観を楽しめるようにした。

ホテル

 39〜47階には、ヒルトンが運営するラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が2026年に開業予定。全197室の客室に3つのレストランと、ウォルドーフ・アストリアを象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定だ。

居住施設

 48〜51階には、国内外のビジネスパーソンの中長期的な滞在にも対応し、コンシェルジュサービスも備えた約100戸の居住施設を予定。地上約250メートルから都心を一望できる景観と、職住近接の両立を叶える。

商業施設

 地下1〜4階には、あらゆる目的での来街者に応えるコンテンツを備え、にぎわいの軸となる商業ゾーンを形成する。加えて隣接するD街区(日本橋一丁目三井ビルディング/COREDO日本橋)とは、地上3階・地下1階にて新たな連絡通路の接続と、D街区内のリニューアル工事を行い、既存商業施設とも融合した新たな商業空間を創出する予定だ。

MICE、ビジネス支援施設

 5〜8階には、都心最大規模を誇るMICE施設として国際会議などのビジネスイベントやアフターコンベンションに対応する2つの大型ホール(最大収容人数:合計約3000人)と会議室、ビジネス交流機能を設ける。

【事業概要】

事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

施行者:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合

所在地:東京都中央区日本橋一丁目30〜32番(地番)

区域面積:約3.0ヘクタール

敷地面積:《A街区》約1370平方メートル、《B街区》約2060平方メートル、《C街区》約1万5560平方メートル

延床面積:《A街区》約5100平方メートル、《B街区》約6500平方メートル、《C街区》約36万8700平方メートル

階数/最高高さ:《A街区》地上4階、地下1階/約32メートル、《B街区》地上7階、地下2階/約31メートル、《C街区》地上52階、地下5階、塔屋3階/約284メートル

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