楽天銀行と楽天証券は、両社の口座を連携して利用できる「マネーブリッジ」の設定数が300万口座を突破したと発表した。200万口座突破から11カ月で100万口座増加した。
マネーブリッジは、銀行口座と証券口座で自動入出金が行えるサービス。証券の売買などにおいて、銀行口座残高から直接買い付けたり、売却代金が自動的に銀行口座に入金されたりする。マネーブリッジを設定すると、普通預金口座の金利が0.1%にアップする特典もある。
楽天証券の口座数は700万口座となっており、約42%が楽天銀行を中心的な銀行として併用している計算だ。また楽天銀行は11月末時点で1165口座となっており、少なくとも25%が楽天証券を併用していることになる。
SBI証券と住信SBIネット銀行、auカブコム証券とauじぶん銀行、またGMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行など、グループ内の証券と銀行で口座を連携させる、いわゆる銀証連携は各社が取り組んでいる。しかし、そのボリュームと使い勝手の面で、楽天グループの銀証連携が一歩抜き出ているかっこうだ。
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