川崎重工業系列の川崎車両は、「efACE」という標準型車両規格を提供している。こちらはアルミ鋼体車両とステンレス鋼体車両の両方があり、JR西日本などのJRや、東西の私鉄が採用している。特にJR西日本の新快速225系でよく見られる。
また日立製作所は「A-train」というアルミ鋼体車両の標準型車両規格のブランドを提供し、この規格の車両は東京メトロで見ることが多い。2021年8月にデビューした半蔵門線の新型車両18000系は、この規格にのっとって製造された。
コスト削減はどの鉄道事業者にとっても、どの車両メーカーにとっても重要な課題となっており、その状況にあわせた車両を提供するためにこうした共通設計が普及してきている。
では、こういった「車両規格の共通化」が鉄道ビジネスに与える影響はどんなものがあるのか?
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